保育士試験体験記 言語表現指導編

保育士試験実技 言語表現課題 合格体験その2

保育士試験実技 言語表現課題 合格体験その1の続きです。

合格体験その1では、以下のことを記載しています。
1 準備期間と準備の手順
1.1 レッスンまでに準備してもらったこと
1.2 打ち合わせで行ったこと
1.2.1 補足 実技講習会について
1.3 言語レッスン1回目
1.3.1 ポイントは絵本の読み聞かせではないこと
1.4 3歳児の言語表現実技課題の心がけたこと
1.5 台本を書くときのポイント

1週間後、次回レッスンまでにマイ台本を作ってくるところからがその2となります。

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3分間は短いようで長い? 台本作りのポイント

「おむすびころりん」の台本を作ってきてくれました。
さっそく、読んでもらいました。

内容は盛りだくさんで、欲張り爺さんまで登場しましたので、これをどう3分の口演に作り変えるかが2回目のポイントとなりました。

そこで、いくつかアドバイスしました。

1繰り返しことばを大切にする

「おむすびころりんすっころりん」が繰り返し出てきますから、このフレーズをリズミカルに、わらべうた調にしてはどうか?と提案しました。

3回目にお爺さんも一緒に転がっていくシーンに向かって、気持ちを上げていくようにしました。

お爺さんとねずみの声のトーンを変えて、おもしろ可笑しく、やり取りを表現することをメインにしたら、後半の欲張りお爺さんは切ってもいいかなと思いました。

2終わりをどう〆るか

「おむすびころりん」では正直お爺さんのことを知った、欲張り爺さんが出てきますが、前半で終わりにすると、どう〆るかも重要になります。

「おむすびを分けてあげた優しいお爺さんはネズミさんからお土産をもらって、おばあさんの待つお家に帰りました。家に帰ってねずみさんの話を聞いたおばあさんもよかったよかったと大喜びでしたとさ。おしまい。」
「これで、おむすびころりんのお話をおわります」 と、〆ることにしました。

3話し方について

今はどうなのか、わかりませんが、私が実技試験を受験前に、大阪市の講習を受講した時は、ジェスチャーは控えめに、あくまで口演ということを大切にしてくださいね。とアドバイスいただきました。

そこで、参考にしたのが、まんが昔話のナレーションです。
今でもDVDがありますので、レンタルしてみてください。

それから、Eテレの「お話の国」です。
今でもサイトで観ることができるようです。

おむすびころりんは阿藤海さんです。懐かしいですね。

ぜひ、観てください!!

きっと子どもの頃に学校や家で観たことがある方も多いかと思います。

これで、台本も完成!読み方を工夫して来週はほぼ口演を完成しておいてくださいねー!!と2回目のレッスンを終えました。
3回目のレッスンの後、大阪市の実技講習会を受講して、試験に臨むように計画を立てたので、次回で最後のレッスンとなります。

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3分間は長いようで短った・・・ 話のテンポの大切さ

いよいよ、3回目の最後のレッスンとなりました。
管理栄養士さんとして、フルタイムで保育所勤務の傍ら、よく頑張られたと思います。

言語とピアノの練習にほぼ1か月取り組みました。ピアノのことは別に投稿しますが、言語は台本を暗唱できるようにして、保育所でも子どもたちに聞いてもらうようにお願いしました。

本当に頑張っておられるなあと思いました、実際にレッスンでは時間を計測してみると、3分よりも早く終わってしまいます。
自分では気が付かないけれど、早口になっています。

思ったよりもゆっくりと話そう

間を十分に取ろう!

客観的に見聞きしよう

上記3点を試験前日まで繰り返し練習するようにアドバイスしました。

この1週間と今後試験までの練習の仕方をまとめました。

音声を録音したり、動画に撮ってみる

今は携帯で録音や自分の姿を手軽に見聞きできますね。
恥ずかしいかもしれませんが、自分の口演を客観的に見聞きすることはとても大切です。

時間も計測して、できるだけ3分程度で終わる方がよいかなぁと思います。

・・と言っても、まずは内容ですから、余力があったら、そこまできわめてみてください。

 

私も試験当日は本当に緊張しました・・身に着くまで練習

喉はカラカラになりましたし、前の人の声が数人聞こえてきますから、直近になると本当にドキドキしました。

私も超緊張する方でしたから、上がってわからなくなっても、身体で覚えてしまっていたら、どうにかなるかなぁ・・と思いました。

じゅげむじゅげむ・・ではないですが、口から出てくるくらい練習できればよいですね。。

予行練習できる機会を作ろう

実技講習会もそうですが、保育園やご家庭でもお子さんに聞いてもらって、人前で口演することに少しでも慣れる機会を作ってほしいと思います。

大阪市 保育士試験 実技講習会 で検索すると

大阪府職業訓練センターのサイトに保育士試験実技講習会が見つかりました。
(時期が過ぎるとリンクがなくなっているかもしれませんが、大阪府職業能力開発協会 職業訓練センターのサイトになります)

このような講座や最近では資格学校でも実技講習があるかもしれませんね。

実技試験までに筆記試験を頑張ってここまでたどり着いたのですから、あと一息!!頑張ってくださいね!!

まとめ

長々と書きましたが、いろんな参考書が出ていますが、私の時代(10年余り前)でも○キャンのビデオをそのまんま実技講習でやっておられた方がいました。講師の方もよくご存じで、「あのビデオですね」とおっしゃっていました。

自分で台本を考えたことが点数に反映されるのならば、オリジナリティーも評価されるでしょうが、口演というところだけが重視されるのでしたら、台本は特に何でもよいのか。そのあたりはどうなのでしょう。

私の時代は口演で、絵本をそのまま暗記の人もいましたが、そこは何も言われてなかったです。

疑問は保養協に問い合わせてみるとよいかもしれません。

現場に入ってみて、保育士さんは絵本の読み聞かせは上手い!と思います。

造形がものすごくうまい保育士さんがいたり、ピアノがうまい保育士さんがいたりで、それぞれに得意分野がありますから、何か好きな得意なことを見つけておくことはよいことかなぁと思います。

科目数の多い筆記試験を勝ち抜いてきて、ようやく実技試験までたどり着いたのですから、あと少し!頑張ってくださいね!

管理栄養士の彼女も無事、保育士資格をゲットできましたよ。

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