こんにちわ!
12月10日は保育士実技試験でしたね!
私は神戸の新開地にあるアートビレッジというところで
夜間もやってる保育園
という映画を観てきました!
新宿の繁華街にある「エイビイシイ保育園」が中心となって、ドキュメンタリーが進みます。
夜間の保育園とは「ベビーホテル」「無認可の託児所」というイメージだったので、実はそうでないところもあるというのがびっくりしました。
夜間保育所に認可園があることも知りませんでした。
この「エイビイシイ保育園」は夜間保育もされていて、普通に朝から通常の保育もされているので、本当に24時間保育園でした。
夜間保育の子どもさんは夕食、お風呂、寝かしつけ・・となります。
夜勤は二人の保育士さんが~深夜・早朝のお迎えに待機していました。
普通の保育園はお昼とおやつの提供ですが、こちらの保育園はお昼・おやつ・夕食の提供となり、調理室で温かい手作りの美味しい夕食を準備されていました。
一番びっくりしたのが、食材はオーガニック農家から供給している点でした。
その農園とは単に食材を買っているという関係ではなく、園児たちを遠足で農業体験につれていく活動もされていました。
オーガニック農園の方との信頼関係というか、子どもたちを育てること=食べ物を育てることに何か共感できるものを感じられました。
映画にはどんどん引き込まれていきました。
元々はベビーホテルで不自由な思いの中で保育を続けられていた中で、ニーズがあり、認可園をし、夜間保育をし、そして、卒園した子どもの心配をして、夜間の学童を作り、次は預かっている保育園での発達が心配のお子さんのための発達支援も始められました。
現代の石井十次ではないですが、福祉の本来の草の根のニオイがしました。
この保育園だけでなく、沖縄・新潟・北海道の夜間保育や療育の施設の園長先生や利用されている保護者さんのインタビューなどもあり、観ていて、涙がこぼれてしまいました。
夜間保育と聞いて初めに抱いていた印象の
預けられている子どもが可愛そうとか、預けなきゃいけない保護者が気の毒。。というそんな気持ちではなく、預けられている子どもの笑顔や保護者さんの「ここがあるから、頑張れる」という明るい顔。
「保育園に預けられている子はかわいそうな子」という言葉は聞かれなくなってきましたが、夜間の保育園に預けられている子はかわいそうと決めつけていました。
支えてくれる人がいるから、子どもも保護者も頑張れるんだなぁと。。そんな所に感動したのかもしれません。
また、「エイビイシイ保育園」の園長先生の驚きの過去!!
最後の最後で涙が止まらなかったです。
福祉のドキュメンタリー映画は何本か見ましたが、監督から園長先生に取材させてくださいという形でなくて、その反対というのも園長先生のパワーを感じました。
肝っ玉母さんという感じでした。
福祉のドキュメンタリー映画
みんなの学校は地域に開かれたインクルーシブ教育について、
世界一すてきな・・・は放課後等児童デイサービスについていろいろと考えさせられます。
「みんなの学校」「世界一すてきな僕たち私たち~響き合い 育ち合う 発達の芽」
全国で自主上映されていますので、ぜひ!