2014年の保育士実技試験での言語表現の合格体験を掲載します。
保育園の管理栄養士さんが2014年に実技試験に進まれた時に、言語と音楽のアドバイスを自宅にて3回ほどレッスンをした内容などを、記しています。6割以上取れて、晴れて保育士資格取得となられました!
2014年に実技試験に臨まれた管理栄養士さんの受験に実際にアドバイスをしたり、指導した内容を記録しています。
どのように準備を進めて行ったか参考になれば嬉しいです。
準備期間と準備の手順
こんにちわ!3児のはは保育士とにかです!
前職の保育園で一緒だった管理栄養士さんが実技試験に進まれたものの、約2か月弱という準備期間でのアドバイスをまとめました。
準備期間は2か月もなかったかと記憶しています。というのも、この年は台風が立て続けにに来たため、10月に筆記試験、12月に実技試験となってしまった年だからです。(もしかしたら、地域差があったのかもしれませんが・・)
1か月ほどで言語と音楽の準備をフルタイムの保育園の仕事をしながらの準備でした。
私が指導させてもらったのは、記録を見ると、11月の1か月間、言語と音楽3回づつでした。
レッスンまでに準備してもらったこと
・ピアノ 「おつかいありさん」 「おへそ」を自分で楽譜を探して、楽譜を見て、弾き歌いができる程度練習
・言語 課題の中から題材を決めて、絵本を一冊準備
打ち合わせで行ったこと
これから1か月間の流れを説明しました。
- 大阪の実技講習会に申し込む
- 言語の台本を作る
- ピアノをアドバイスに従って、練習していく
- 11月末の実技講習会までに仕上げるつもりで練習をする
- 上記を踏まえて、練習計画を作る
打ち合わせは喫茶店で行いました。
打ち合わせの後、「おむすびころりん」の絵本を一冊準備してこられていたので、言語のレッスン一回目を行いました。
補足 実技講習会について
大阪では大阪府職業能力開発協会職業訓練センターで保育士講習会があります。リンクを貼っていますので、関西の方はぜひ目を通してみてくださいね!(別窓で開きます)
以前は社会福祉協議会などで保育士試験の事前受験講習会が多かったのですが、資格試験の学校なども増えてきたからか、本当に少なくなってきました。
私も実技試験の前に講習会を受講して、たいへん得るものが多かったです。
私の時は実際にみんなの前で実技試験さながらで各自実技ができました。他の方の口演を見ることができ、また講師が一人ひとりにアドバイスくれましたから、本当に受講してよかったです。
保育士試験 講習会 実技 ○○←お住まいの地名 等で検索してみてくださいね。
言語レッスン1回目
「おむすびころりん」の絵本を準備してこられたのはよいのですが・・・
2歳児向けの絵本でした。
要項には確か3歳児を対象に・・とあったはず。
お話も半分までで、よくばりおじいさんが出てきません。。
3歳児なら全体をお話してもよいかと思いましたので、スタンダードな絵本を近くの書店で探してきてもらいました。
この2冊を読み比べてもらい、3歳児の子どもたちに「おむすびころりん」をどのように表現して伝えるかを一緒に考えていきました。
2歳児の絵本では表現があまりにも幼くて、絵本がなくては伝わらないことを伝えました。
ポイントは絵本の読み聞かせではないこと
絵本を提示しながら、お話を読むのなら、絵本からイメージが伝えられますよね、口演ですから、話すことでお話のイメージを表現することが大切になります。
3歳児をが分間、お話に集中させるような台本を作っていくと良いことを伝えました。
本を暗記するよりも、自分で考えた台本の方が自分のものになりやすいですよ!!
実際に自分のものになったら、保育士になったら、そのまま子どもたちに本がなくても聞かせられるネタが増えることになります!!試験ではありますが、自分の持ちネタが増える~~!!くらいの気持ちで頑張りましょう!とお話しました。
3歳児の言語表現実技課題の心がけたこと
- 物語がパターンを繰り返している
- 登場人物が4~5人まで(人と動物)
- 擬音がポイントになること (コロコロ/ぽっとん/)
- 場面がわかりやすい
このくらいのポイントを出して、次回は台本を考えてきてもらいうことにしました。
台本を書くときのポイント
- 絵本の中で使いたい表現を抜き出す
- 全部自分で考えない
- 絵本の中で使いたい文章にしるしをつけて書き出す
- つないでいく過程で言葉を変えていく
次回(1週間後)にマイ台本を作ってくるという宿題を出しました。